徹夜で仕上げたプレスリリースが,まぁまぁな反応を示していて,
疲れがふっとぶ感じのさわちゅうです,こんばんは。
ライティングって,簡単なようで難しい。
言葉を並べるのは簡単なんですけど,正しく伝える,これが難しいのです。
相手のことを考えて書け,しゃべれ,
とよく言われるのですが,そんなことできません(汗)
じゃぁ,どうするか。
特に,組織内で正しく物事を伝えるにはどうすればいいか。
多くの組織で抱えている問題の根本原因のひとつは,
コミュニケーション・エラーにあります。
じゃぁ,コミュニケーション・エラーがなぜ起きているのか,
というと,【言葉の意味の共通化】ができていないからなのです。
「プロの仕事をしろ!」と,あなたが言われたとします。
この場合,「プロ」って,どんな状態や,どんな人を思い浮かべますか?
指示をだした人は,プロといえばイチローというイメージを
持っているかもしれません。
一方で,指示を受けた人は,
プロといえば,つぶやきシローというイメージを持っているかもしれません。
どうです,イメージのギャップ,ありすぎじゃありませんか?
こういったときに,必要なのが「社内言語辞書」です。
社内で使われる言葉,特に社長が使う言葉を,定義した辞書。
これを作る必要があるのです。
【プロの仕事】
与えられたことを,与えられたようにするだけでなく,なぜそうするのか意味を考え,
常にお客様のために改善することがないか考えながら仕事をすること。
…たとえば,こういう定義があれば,【プロの仕事をしろ】といわれても,
社内でコミュニケーションエラーが起こる可能性は低くなります。
従業員に「なんで俺のいうことがわからんのだー!」とお怒りの社長のみなさん,
あいまいになっている言葉を,辞書に落とし込んでみてはいかがでしょうか。