根抵当権の設定契約書とか,停止条件付代物弁済契約書などを作っていた
さわちゅうです,こんにちは!
…お客様に伝わるように書類を作るのは結構大変なのです。
分かりやすく,かつ,法的に有効で…問題のないものを作る。
これこそ,プロです!
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その説明では伝わりません!
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先日,亀のえさを買いに行きつつ,父親のPCを買いに出かけました。
で,いいPCがあったのですよ。SONYのVAIO。
性能の割にはものすごく安い。そこはさすが展示品。
父も気に入ったようなので,購入!とあいなったのですが…
…
「…お渡しには3日ほどかかります!」
との店員の一言で,購入がおじゃんになりました。
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法則:「正しく」説明する。
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すぐ欲しかったのにもかかわらず,
そして,買う気になっていたのにもかかわらず,
PCの購入を阻んだ店員の一言がスゴイ!(笑)
ゴニョゴニョと店員が説明するには,
リカバリーするのに3日ぐらいかかる,とのこと。
うーーーん。。。エンドユーザーからしたら,
そんなにかかるか???というところです。
(リカバリは数時間あれば十分可能,というのが経験上…)
推測するに,おそらくメーカーか集中センターに戻して,
リカバリをかけることになるのでしょう。
では,このお店ではどんなことをしなければならないのでしょうか?
例えば…
□店頭POPにて次のようにアナウンス。
「この製品はメーカーにて初期設定に戻すため,3日後のお渡しとなります。」
□店員は次のようにお客様へアナウンス。
「(上記と同様)」「初期設定に戻さないと,販売できない決まりになっています。」
「データの初期設定作業だけではなく,清掃もして綺麗な状態でお渡しします。」
重要なポイントは,
□ お客様にはそのようにする理由をきちんと説明する。
□ お客様が不安になるようなことは言わない。
□ お客様にメリットがあるのであれば,はっきり言う。
「…お渡しには3日ほどかかります!」という一言であったとしても,
伝えていることにはなるかもしれません。
が,正しく伝えていることにはなっていない,と私は考えます。
「正しく伝える」こと,できていますか?
ちなみに,もうひとつのポイントとして,
できるだけ専門用語を使わない,というのもポイントです。
リカバリという言葉は,エンドユーザーでは分からない方も
結構いらっしゃるのではないでしょうか…。