家族全員が,「先生」と呼ばれうる環境にあるさわちゅうです,こんばんは。
両親は学校の先生です,弟は,教員を目指している(はず)。
私は,行政書士。あんまり,先生と呼ばれませんが。
どちらかというと,「さわちゅうさん」と呼ばれるのが多いですね(笑)
さて,教員免許更新制度がどうやら維持されるようです。
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10年ごとに講習を受けなければ失効する教員免許更新制度を巡り、
文部科学省は17日までに、「法改正までは現行制度が有効」として、
講習受講の徹底を求める文書を全国の教育委員会などに出した。同種の文書は3回目。
民主党は制度廃止を検討していたが、
参院での与党過半数割れで関連法案の提出が難しくなっていることから、
講習を受けずに免許が失効することがないよう改めて注意喚起した。(日経新聞)
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これをどうみるか。
講習を実施しているのは,大学です。(一部の例外を除いて。岡崎市など)
大学には,教育委員会や小・中・高校の教員OBOG,
はたまた文部科学省等々の天下りが多数,います。(教員や,事務職員として)
そこに対する,補助金がジャブジャブ♪
当然,更新制度でもお金がジャブジャブ♪
…という見方ができなくもない。
また,内容的にも,更新制度の教育内容が良くない。
例えば,うちの母校でやっているのは(笑)
近年の教育事情について
中学・高校教員のための古典・近現代文学研究
中学・高校教員のための経済学
ミシュレと十九世紀フランス歴史学
コミュニカティブ・ティーチングと教材作成
中学・高校教員のための法学
中国語の音声学-日本人学習者への指導法-
読解ストラテジーと輪読を通した学生読者への支援
学級内の人間関係づくりを体験から学ぶ
文化人類学からみた東南アジアの現代
スペイン語
宗教科(キリスト教)教育研究
教室でアクションリサーチを始めよう!
システムと制御
だそうな。オンライン受講も可能です。
…どれも,5時間程度ですので,内容がないよう。
こんなほとんど役に立たない制度よりも,
役に立つ制度が私はある,と思います。
それは,教員のクビを簡単に切れるようにする,こと。
不適格教員をさっさと退場させることができる,
そのような制度にすればいいのです。
公務員だから,切りにくい,というのは,
どの公務員にも言えることではあると思いますので,
その辺の人事制度の改めから進化していけば…。
まぁ,そもそもそのような傾向のある人物は,
採用段階で落とすべき,なんですけどねぇ。
一般企業でもそうなのですが,
採用は相当,慎重にいかないと。