相変わらず,出て行くお金は多い,さわちゅうです。
まぁ,しょうがないよねー。
で,最近よく聞かれるのが,行政書士の開業にいくらかかります?
…というお話し。
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愛知会は,
登録手数料25000,
登録免許税30000,
入会金250000,
会費36000(月額6000円の半期分)
あと,政治連盟会費が5000と,別途支部会費。
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それと,職印とか,電話・FAX,インターネット,書籍,
研修費…初年度で,ざっと200万円ぐらいは
使っている感じでしたね。
あとは,車も必須ですし…。
私は自家用を転用,というかあんまり車には乗らないですが。
田舎なのに,支所が近いので,便利なものです。
(気分転換に,自転車で向かっています)
よく言っているのですが,
行政書士なんかぁ,儲かる商売ではごじゃいませんよ!(笑)
もちろん,儲かっている先生がいるのも事実。
そこんところを分析せずに開業すると,大変なことになります。
あのー,行政書士ってサービス業なんですよ。
あなた,サービス業,始めるんですよ。
事業計画,立ててます??っと結構聞いていたりしますが。。。
夢は夢でもっていればいいと思うのです。
ただ,夢に向かう現実はしっかりと計画しなければなりません。
例えば,著作権サービスで稼ぎたい!というのは分かります。
では,そのサービスの性質を考えてみてください。
企業法務には,次の3類型があります。
(1) 予防法務
(2) 戦略法務
(3) 対処・治療法務
このうち,行政書士ができるのは,(1)(2)でしょう。
(3)をやっていると,カバチタレのようにはなりますが(笑)
もっとも売りにくいのが(1)の予防法務です。
なんでか。現状で顧客は満足しているから,そこにお金はかけたくない。
もしくは,お金をかける余裕がない。
著作権サービスは(1)に入るのでしょう。
こいつを売っていくのは,相当に困難を極めるでしょう。
また,現在の環境はどうでしょうか。
著作権ビジネス,弁護士やら弁理士,コンサルタント…そして不景気。
かなりマーケット的には厳しいように思われます。
このなかで,勝つ!ためには,相当な独自性が必要だと思われます。
あ,企業法務の類型を知らなかった人,開業しちゃだめですよ(笑)。
もう少し,勉強してから&お金をためてからのほうが…。
(ちなみに,私は1年間,みっちり開業に向けて勉強しましたが。)
やりたいことが出来る!というのが,独立開業のいいところですが,
きちんとした戦略を立てていかないといけないのが独立開業です。
そうそう,何をしたら儲かりそう?とも聞かれますが,
それ,私が知りたいです(笑)
ひとついえるのが,人生の棚卸しをしてみること。
自分がどんなバイトをしてきた,仕事をしてきた,
いろいろあると思います。
そういったことを書き出してみてください。
そうすると,まだ誰も手をつけていないマーケットがあるかもしれません。
例えば,バイトしていた居酒屋は,面白い名前のメニューを
みんなで一生懸命,考えていた。
このシステムをノウハウとして販売することができないか…
…ということが出てくれば,もちろんDVD化ということもありでしょうが,
著作権ビジネスとしてなりたつ可能性もあるでしょう。
そうすると,そこで,行政書士の出番…となるかもしれません。
…こいつは,私の妄想ですがねぇ。