キム・ヨナ選手の演技が終わった瞬間,もう誰も勝てない!と
テレビの前で思ったさわちゅうです,こんばんは。
まおちゃんはプログラムがまおちゃんらしくないなぁ…。
とそんなことを思ったりしているわけです。
キム・ヨナ選手の勝因を,ビジネスの視点から分析してみたいと思います。
■ 勝因1:審判員の好みを知っていた。
これはプログラムがらみ。
審判に男性が多く,色気が…というわけではありませんが,
男性や審判員の年齢を分析した演技構成になっていたかと。
とくに,一定世代の方には,007・ボンドガールといえば,
強烈なイメージがあります。
一方で,仮面舞踏会にしろ,カルメンにしろ,曲のイメージを想像して,
それにあっているか,表現できているか?というのは,判断が難しいかと。
(昔,動物の謝肉祭に出てくる動物を当てるテストがありましたが,ほとんど無理。)
それに比べて,007・ボンドガール,というのはイメージが明確。
曲のイメージを云々,ということなく,選手も審判も007・ボンドガール
というものをイメージできるので,評価しやすいし,演じやすい。
ビジネスの世界で言えば,客層を掴んで,客層にあったビジネスモデルを導入する,
といったことに他ならないのでしょう。
顧客無視,自分よがりの商品は売れない,というのと同じのようです。
■ 勝因2:高いセルフイメージ
おそらく,多くの日本人が「キム・ヨナ,こけろ!」と思っていたかと思いますが(苦笑),
一方で,キム・ヨナ選手は他の選手に対してどう思っていたか。
おそらく,「最高の演技をして欲しい!」と思っていたように思われます。
ライバルの理論。ライバルがいるからこそ,互いに成長することができる。
浅田という最強のライバルがいたからこそ,キム・ヨナという選手は伸びたのでしょう。
また,キム・ヨナ選手は,セルフイメージの中に,高いエフィカシーを持っているようです。
それが,原動力となって,成果が出ている。
相手のミスを期待するのは,エフィカシーを下げることになる。
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■ 勝因3:環境
カナダに留学していた,というのはオリンピックを念頭において,ということでしょう。
また,勝因1を導きだした戦略を立てた軍師も優秀です。
変えられない環境もありますが,変えられる環境もあります。
変えられる環境を変えてこそ,次がでてくるのだなぁと感じた次第。
特に,韓国政府のバックアップ体制は,他の国の選手はうらやむところでは…。
スポーツはビジネスではない,といわれていますが,
やはりビジネスに共通する点は多い。
こういう一つ一つから,ビジネスを感じ取れるか,
というのは,ビジネスで成功するために必要な力の一つです。