リーダーはどうあるべきか。
第一は,責任の重さを自覚すること。
第二は,危機に動じないということ。
そして,第三は,引退の潮時を誤らないことである。
中国の古典から。
タイトルのふざけ具合と,内容のギャップを楽しんでいただきたいさわちゅうです。
今回は,事業承継について。きれいになった事務所より。
やっと,事務所の整理が終わりつつあります。
ただ,出るわ出るわの廃棄物(笑)
司法試験のテキストや答練はどうしよう…かと悩みつつ,とりあえず封印。
さて,試験もそうなんですが,潮時って大事です。
私の場合は,法科大学院の雲行きが怪しいのを察知して,
適性試験をうけた,しかも,いい成績だった,にもかかわらず,
法科大学院の出願を一切行いませんでした。
我ながら,時機をよくよんでいたものと思われます。
前回の記事で,事業承継を本格的に始める,という宣言をしました。
中小企業事業承継円滑化法,というものはできましたが,
実際にはうまくいっていない場合がほとんどです。
というのも,親父さん,自分の会社が好きですからねぇ。
好きだからこそ,引き際を誤って,お亡くなりになると,
従業員が路頭にまよい,会社もなくなってしまう。
せっかく築き上げた会社が,社会からなくなってしまう。
あまりにも,むなしいことではないでしょうか。
事業承継は,軽く見積もって10年はかかる,と思っていただいたほうがいいでしょう。
ときどき,突然こられて,事業承継対策を…といわれるのですが,
すぐには無理です。(もちろん,売却,という話しになれば別ですが。)
とかく,同族企業の場合は厄介です。
10年後に事業承継をする。
こう決めた上で,動き出さなくてはだめなのです。
今,バリバリ働いている50代の社長は,
そろそろ事業承継について考えなければだめなのです。
事業承継については,今後,連載して書いていきたいと思います。
日 時:2010年2月11日(木・祝) 13時半~ (13時15分開場)
場 所:岡崎市図書館交流プラザ りぶら 会議室301