チャレンジして失敗を恐れるよりも,
何もしないことを恐れろ。本田宗一郎
ホンダがF1に参戦した当時,
ホンダが販売していたのは,なんと軽トラ。
人々は弱小ホンダが勝てるわけがない,と言った。
彼の言葉は,エンジニアだったが故のものであろう。
私たち,起業人もそうなのであるが,エンジニアも
あれこれ制約を受けると,やる気やアイデアまで失われる。
だからこそ,制約,つまり,失敗するかも,という
ネガティブなセルフイメージをはずすことによって,
成功を勝ち取ることができるのでしょう。
萎縮して,何もできない状況というのは,
何も生み出さず,それは自己の縮小を意味する。
そうありたいのであれば,そうあればいいとは思うが。
もっとも,「悲観的に備えて,楽観的に行動する」のが
危機管理上,もっとも重要なことである。
チャレンジすることも重要なのであるが,
そのチャレンジに対する備えもきちんとしておくことができるのが
起業人としては,一流,といえるのではないだろうか。
もっとも,どうしようもないときは,どうしようもない。
腹をくくって,チャレンジするのみである。