フェイスブックでシェアされている
情報をみて,「ああ,怖いなぁ・・・」
と思った,名古屋の特定行政書士の澤田です。
なんの話か,というと,
「某携帯電話会社の督促詐欺がきた!」
という内容のもの。
ある方が,いくつかシェアを
されていました。
でね,いくつかの情報は
疑問がある情報だったんです。
もっと言ってしまうと,
明らかに誤っている情報。
これが結構含まれている。
確かに,分からなくもないんです。
携帯電話会社からではなく,
弁護士さんからの督促
=詐欺,と思うのも。
普通郵便だから とか,
他にもネットに書いてあるから とか
携帯電話番号が書いてないから とか
いろいろな情報を元に
詐欺判定,とされているようですが。
ちょっと待って欲しい。
万が一,本物だったらどうする?
信用情報にキズがつく
場合もあるだろうし。
そうすると,クレジットカードも
つくれなくなるし,
住宅ローンも厳しくなる。
さらに,支払督促とか,
される可能性も十分ある。
差押えとかも,ありうる。
実際,いくつかの情報を
見てみたのですが,
本物の裁判所の支払督促を
「こんな書類を裁判所が送るわけがない」
と,堂々と書いている方も・・・。
あ,それ,オンラインで
支払督促の申立てをすると
送られてくるやつね,
と,見る人が見れば,
分かるわけです。
あとは,
亡くなった親や兄弟姉妹の
未払料金が相続人に請求がきた
というケースも見受けられました。
確かに,請求された
相続人ご自身としては,
債務をつくった認識は
ないでしょうが・・・。
というわけで,
書面で督促状が来た場合,
裁判所からの通知書が来た場合,
結構,ネットの情報を
信用するのは危険です。
また,ご自身で調べるのも
結構,間違う危険があります。
督促状・通知書・支払督促などが
書面にて送られてきた場合には,
弁護士・認定司法書士へご相談を。
実際の書面を見せながら,
弁護士・司法書士に相談するのが
よいかと思います。
万が一でも,
架空請求の可能性があるので,
こちらで,弁護士・司法書士を選ぶ。
ネットで検索してもいいですし,
お近くの弁護士会・司法書士会に
ご相談されても良いかと思います。
そして,電話相談ではなく,
実際に相談に行くのが
よいかと思います。
たとえ,
相談料を払うことになっても。
実は,携帯電話の支払いが滞って,
信用情報に事故情報がのることが
結構問題になっています。
通信料だけでなく,機種代の
割賦販売(分割支払)という
認識が薄いのが問題の本質といわれています。
クレジットカードの支払遅滞や
住宅ローンの支払遅滞と同じなんですよね,
携帯電話の機種代の支払遅滞・・・。