おそらく,ここまで学術書を徹底的に読み漁る行政書士は
他にはいないんじゃないかと,ちょっと自慢したい,
名古屋の特定行政書士,さわちゅう,こと,澤田です。
事務所にはもってきてないのですが,
我妻榮先生の民法講義とか,全巻あります。
(なので,自宅がえらいことになってるわけですが。)
実務をやっていると担保にとるとか,担保をはずす,
というご依頼を受けることが多いわけですが,
法律の不備にぶちあたったときに,役に立つのが学術書です。
不動産登記とは違って,先例がない,
先例がはっきりしないところもあるので,
理論(と感情)で埋めていくしかないのです。
そういった点では,先例が多く出ている司法書士さんの業務は
うらやましいなぁ・・・と思ったり。
そんなこんなもありまして,
どういう最適なスキームをとるべきか,
師匠の本を読んでおります。
私ひとりでは対応できない部分も多いので,
その分につては,弁護士や司法書士と一緒に対応しています。
(その説明のためにも,理論構成はしっかり身に着けないと…。)
オフィスと自宅,それぞれに1冊ずつおいてある
【物上代位の法理】ですが,その1冊は師匠のサイン入り。
「真理は正義」との言葉とともに。
真理追究しつつ,落としどころを探します。